【福井】平泉白山神社は生命を感じるパワースポット

福井県勝山市にある平泉白山神社は訪れることでパワーを受けることができ、そして美しい風景に癒されることも出来る非常に人気のパワースポットです。 今回はそんな平泉白山神社はどのように出来た神社なのか、どのような神様が祀られておりどのようなご利益があるのか神社の特徴をまとめていきます。 さらに境内の中で特に見どころとなっているスポットや、近年人気の御朱印についての情報も併せてご紹介しています。これから訪れてみようと考えている方はもちろん、これまであまりよく平泉白山神社について知らずに訪れていたという方もぜひチェックしてみてください。

本社

平泉白山神社は石川県と福井県そして岐阜県にまたがる霊峰白山を信仰するために作られ、白山進行の聖地となっています。今から1300年も前の717年に泰澄という僧によって平泉寺として開山した非常に歴史ある神社です。

白山登拝の途中で泉を発見し、念じていると泉の中の影向石に白山の大神が出現しました。その際のお告げに従って社を建て、白山の神様を祀ったと言い伝えられています。

その頃には神道と仏道は同じものであると考える神仏習合が一般的な考え方でした。そのため平安時代後期には天台宗比叡山延暦寺の末寺となって発展し最盛期となった室町時代後期には社堂は48社、36堂、僧侶の家が6千坊、8千人もの僧侶を抱える当時の日本においては最大とも言える非常に大規模な白山信仰の拠点となった宗教都市でした。

しかしその後戦国時代を迎えると1575年に越前一向一揆によって攻められて、全山が消失してしまいます。復興したものの最盛期の10分の1程度の規模になっています。1868年には明治政府より神仏分離令が出され、神仏習合の考え方は無くなり、神社として分離独立することになりました。

白山平泉神社の境内は、現在の平泉寺町平泉寺区の集落を含む東西南北の広範囲であったと推測されていましたが、その多くが消失により田畑などの下に埋もれていました。

しかし1989年から発掘が開始され、遺跡広が非常に広範囲にわたりまた保存状態が良かったために旧境内全域が国史跡に指定されることになりました。

御手洗池

平泉白山神社の中でも見どころとなっているスポットの1つが御手洗池です。

御手洗池には白山からの雪解け水が流れ込んでいます。この場所は昔平清水と呼ばれており、これが平泉寺の名前の由来となっています。

泰澄大師は日々池に向い祈りを捧げていたところ、ある時影向岩に白山の神様が出現して「神明遊止の地なり」とのお告げがあったために社を建てて、白山の神を祀ったと言われています。そのためこの御手洗池は、平泉白山神社の発祥の地とされています。

また神様が現れた地であることから、強力な癒しと浄化のパワーがあるスポットとして知られて多くの人が訪れています。

御手洗池の近くには上部が白山の大汝峰、御前峰、別山を表していると言われている三股に分かれている杉の御神木がありますので合わせてチェックしてください。

楠木正成の墓

次にご紹介する見どころスポットは、楠木正成の墓です。この場所にはかつて三の宮の拝殿がありました。

楠木正成は、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて活躍した武将で、鎌倉幕府打倒に貢献し建武の新政では天皇側の将軍として大きな役割を果たしました。

正成の甥である恵秀律師は平泉寺の僧だったのですが、1336年5月25日に恵秀律師が三の宮でお参りをしていると楠木正成が鎧甲の武者姿で、血を流して現れ消えたと言います。不思議に思った恵秀律師が調べると、この日に正成が湊川の戦いで亡くなっていたことが分かりました。そこで供養のために建てられた石塔がこの供養塔です。

1574年に拝殿や石塔も失われてしまいましたが寛文8年に福井藩主松平光通が補修しました。

旧参道

最後にご紹介するのが、日本の道100選にも選ばれた旧参道です。

中宮平泉寺参道は、平泉寺白山神社へと続く道で、菩提林とよばれる樹齢1000年にもなるスギやブナなどが立ち並ぶ非常に荘厳な景色が続きます。旧参道の石畳は、修行僧たちが九頭竜川から石を運びつくったものであると言われています。

結神社

旧参道を進んでいくと、結神社という神社があります。天から同時に降ってきたと言われる2つの大きな石が祀られていて、縁結びの神様として親しまれています。

大杉

そしてさらに南に行くと、若宮神社の大杉があります。樹齢450年以上、22mもある非常に大きな杉の木です。しめ縄が巻かれて御神木とされています。

ご利益

では平泉白山神社には、どのようなご利益があるのでしょうか? この神社は苔寺とも呼ばれていて、苔の種類は100種類以上もあると言われています。境内には苔が敷き詰められていて自然のエネルギーに溢れており高い癒し効果を得ることが出来ます。 このエネルギーを得ることによって、開運、健康、長寿、気力向上などのご利益があると言われています。

お守り・おみくじ

参拝した際にはお守りや御朱印を授かりたいと思われる方が多いかと思いますが、平泉白山神社でも頂くことが出来ます。お守りは初穂料300円です。いいエネルギーを得た後には、運試しにおみくじを引いてみるのも良いですね。

御朱印

御朱印は美しい越前和紙に書かれているにも関わらず200円とかなりお手頃になっています。御朱印は旧玄成院庭園跡でいただけます。また、ここ独自の御朱印帳もあり、こちらは1500円です。最盛期を迎えた中世期の古図が描かれた非常に歴史を感じる御朱印帳ですのでぜひ手に入れてみてください。

まとめ

福井県勝山市にある平泉白山神社は、自然や生命の力を感じることが出来る非常に人気のパワースポットです。 敷き詰められた苔や古くから生い茂る木々などの自然を肌で感じてパワーを取り込むことが出来ますので、開運や健康運向上などに大きなご利益が期待出来ます。

今回いくつかの見どころをご紹介しましたが、この他にも様々なスポットがあります。ぜひゆっくりと境内を散策して、歴史と自然の偉大さを感じでみてはいかがでしょうか?

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