縁結びで最強のパワースポット!「鳴無神社」

観光地としても徐々に人気となってきている鳴無神社の歴史と魅力を徹底解明していきます。創建やご祭神、由緒やご利益、景観など多くの魅力をさまざまな角度から見て、楽しんで、最強のご利益を授かりましょう。 何も知らずにふらっと訪れるのも楽しいかもしれませんが、神社の背景を簡単にでも知っておいた方がより充実した参拝になると思います。縁結びのパワースポットなのでデートにも最適かもしれませんよ。

 

ご祭神・創建

鳴無神社は「おとなしじんじゃ」と読みます。ご祭神は一言主命(味鋤高彦根尊)、創建は1500年余年(西暦460年)と伝えられています。ご祭神は土佐神社(土佐国一宮)と同神で、土佐神社が鳴無神社の別宮であったことがその理由です。この地(鳴無神社)に祀られていた神が他の地へ移りたいと言い石を投げたところ、落ちた場所が高知市の一宮で、その場所に宮を建てたと伝えられています。

鳴無神社1

この礫石は現在でも土佐神社に祀られています。一言主命は大和の葛城山の神で、悪いことも善いことも一言で言い放つことで知られる託宣神です。「悩み事を相談すると一言で答えてくれる」「一つだけ願い事をかなえてくれる」と言われることが多いですよね。社伝によると、葛城山にいた一言主命と雄略天皇との間に諸事があったことにより、大神は葛城山を船出して雄略天皇4年の大晦日に浦ノ内南半島の太平洋岸へと逃れました。 その地に築いた宮が鳴無神社で、現在では国本殿・幣殿・拝殿は国の重要材に指定され、多くの人々から親しまれています。本殿は春日造りで、天井に描かれた美しい天女が参拝客を魅了しています。また、秋の大祭である「チリヘッポ」は有名で、縁結びのパワースポットとして多くの人に知られています。

 

由緒・ご利益

鳴無神社の創建は古く、その歴史も深い物となっていますが、古厨子裏書には宝殿造立が建久5年(1194年)、棟札には建長3(1251年)となることから正確な創建時期は不明となっています。また、白鳳13年8月14日の白鳳地震により旧鎮座地が水没したため、その後しばらくして現在の地に再建されたとの記述もあります。

鳴無神社2

江戸時代には、土佐藩藩主の山内忠義の命により本殿・幣殿・拝殿が再建されました。その3棟が昭和28年(1953年)3月31日には国の重要文化財にも指定されており、大変由緒ある神社です。幣殿と拝殿は昭和31年に老朽化が進んでしまったため、昭和31年から32年にかけて復元修理が行われています。 ご利益は、縁結び・子孫繁栄がとても有名で、良縁を望む人々のパワースポットとなっているようです。口コミなどを見ると、参拝してから良縁に恵まれたなどの声をたくさん目にすることができます。ご祭神の一言主命が縁結びの神様なので、参拝すると絶大なパワーを授かることができると信じられています。また、恋愛に関する良縁だけではなく、ビジネス面や学校や環境などの人生において大切な良縁にもご利益があるそうなので、さまざまな人生の大切な選択の際に参拝してみるのも良いかもしれませんね。

 

パワースポットと言われる由縁

近年は縁結びのパワースポットとして有名な鳴無神社ですが、なぜ縁結びのご利益を授かることができるのかを見ていきましょう。まずは、上記したようにご祭神が縁結びの神様であるということです。その関係からか、秋の大祭で「チリヘッポ」と呼ばれる珍しい、神の子の結婚式の祭りがあります。この神事が縁結びの信憑性を高めているようです。皇室関連の方や有名人などが御祈願されたというでも有名です。

鳴無神社3

また縁結びのご利益に関わることだけではなく、パワースポットとして親しまれているのは「土佐の宮島」とも呼ばれる景観にもあるのではないでしょうか。鳥居の目の前の須崎湾の美しい眺めはそれだけで神秘的な印象を持つことができます。対岸から見るとまるで海に鳥居が浮かんでいるような光景です。近年ではSNSなどに投稿されることで更に人気が高まっています。 おみくじも少し変わっていて、引いたおみくじは木などにくくりつけるのではなく、ここでは海に流します。おみくじが徐々に海に溶けていく光景がとても綺麗です。重要文化財にも指定されている風情ある本殿や拝殿はご利益に関係なく観光としても訪れてみる価値があると思います。

 

行事

鳴無神社の行事は主に2つで、1つは先ほどから度々出てくる「チリヘッポ」で、もう1つは「しなね祭」です。まず、8月に行われる「しなね祭」について説明します。しなね祭は1200年程前から行われているお祭りです。

鳴無神社4

神社の対岸にある御旅所で神事が行われた後に海から神輿を運んでくる行事で、「お船遊び」とも呼ばれています。3隻の船がお御輿を運んできて、鳥居の前まで来ると宮司さんや地元の方々が船からお神輿を降ろして、社殿の中に納めるのです。大漁旗をなびかせながら海をパレードするかのような光景は圧巻です。目の前が海というなかなかない立地だからこそ見ることのできるお祭りなのではないでしょうか。この行事が秋を迎える準備と言われています。 一方、「チリヘッポ」は秋の大祭で、9月に行われます五穀豊穣への感謝の祭りです。9人のチリヘッポが歌を歌いながら境内を歩き回り、その中の行事(男の子)と斎女(女の子)が三三九度を行うのです。鳴無神社が縁結びのパワースポットと呼ばれている由縁の1つですね。全国でも珍しい神の子の結婚式のお祭りですので、タイミングが合えばぜひ一度訪れてみてください。

 

境内見所・アクセス

境内の見所は、何と言っても海から続いている参道ではないでしょうか。一見、広島の安芸の宮島を連想させる神秘的な光景が人気を集めています。海と神社、後ろには山が迫っているという他ではあまり見ることのできないロケーションです。この景観がパワースポットとしての魅力をより増大させているのだと思います。中に入っていくと国の重要文化財にも指定されている社殿が見えます。決してそんなに広くはないものの、歴史を感じる趣のある印象です。

鳴無神社5

本殿は華やかで拝殿・幣殿は落ち着いた雰囲気が対照的でノスタルジーな魅力があります。時期を合わせれば縁結びのご利益の由縁でもあるチリヘッポなどの儀式を見るころができます。海に流すおみくじも一度体験してみてください。ただし、平日は宮司さんがいらっしゃらないことが多く、おみくじやご朱印が欲しい場合は事前に問い合わせして確認しておくと良いかもしれません。 住所は高知県須崎市浦ノ内東分字鳴無3579です。高知自動車道「須崎東IC」から車で15分ほど、JR土讃線「多ノ郷駅」から車で15分ほどとなっています。駐車場は20台ぐらいは停めることが可能です。

 

まとめ

縁結びのパワースポットとして注目を集めている鳴無神社についてまとめてみました。ご利益の面もとても大きな魅力ではあるのですが、観光目的で訪れても楽しめると思います。海へと続く参道は他の神社ではなかなか見る事はできませんので、興味のある方はぜひ参拝してみてください。季節や時間帯、その日の天候によっても景観は変わりますので、数通りの楽しみ方を見つけることができそうですね。神様からだけではなく海や自然からのパワーも頂けそうなパワースポットです。

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