【2023年初詣】東京おすすめ神社ランキングはこちら!

東京にはご存じの通り、神社やお寺が数多く存在します。そして、それぞれの神社仏閣には長い歴史と特徴があり、得られるパワーも異なっています。厄除けや無病息災はもちろんのこと、恋愛成就、子育て祈願、金運、勝負運などなど、ご自分の望みに合わせて選べば、効率よく幸運を手に入れることができるかもしれません。20の神社仏閣をセレクトし、それぞれのパワーや特徴をランキング形式でまとめましたので、ぜひ2023年の初詣の参考にされてみてはいかがでしょうか。

明治神宮

明治神宮

渋谷区にある明治神宮は初詣の参拝者数が日本一の、言わずと知れた日本を代表する神社の一つであり、人気のある神社ランキングの上位に必ずランクインする神社でもあります。参詣には、どの路線を使うかによって3つのルートがあります。

1つ目はJR代々木JR原宿駅、東京メトロ千代田線・副都心線明治神宮前駅、都営大江戸線代々木駅、東京メトロ副都心線北参道駅からの「北参道」ルート。

2つ目は小田急線参宮橋駅からの「西参道」ルート。

3つ目がJR原宿駅、東京メトロ千代田線・副都心線明治神宮前駅からの「南参道」ルートです。

明治神宮は大正9年に建立され、明治天皇、皇后がお祀りされています。明治神宮のご利益としてまず最初にあげられるのは、「鎮守の森」と呼ばれる広大な森のパワーを全身で感じることで、日ごろの疲れやストレスが癒されることです。また、良縁、夫婦円満、家内安全にもご利益があるといわれています。しかし、明治神宮のすごさはそれだけではありません。本殿の奥にある「宝物殿」は、浄化のパワーにあふれていると言われています。ランキング1位というのも、うなずける気がしますね。いろいろなことに悩み身動きが取れなくなっている方、新しい道を切り開きたいと感じている方は、ぜひ宝物殿ゾーンに足を踏み入れてみてください。

浅草寺

浅草寺

台東区にある浅草寺も初詣に訪れる方が多いことで有名なお寺です。ランキングでも堂々の2位に入っています。創建は飛鳥時代にさかのぼると言われ、なんと1400年もの歴史を持つ、都内最古のお寺です。「雷門」の赤い大きな提灯を、テレビなどで目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

アクセスは東武スカイツリーライン、 東京メトロ銀座線、つくばエクスプレス、都営地下鉄浅草線の「浅草寺駅」から徒歩5分です。

浅草寺は江戸時代には幕府の祈願所となり、今でもほおずき市などにその名残を見ることができます。近くに東京スカイツリーができたことから、ますます参拝客が増えています。浅草寺は別名「浅草観音」とも呼ばれ、庶民に長い間親しまれてきました。観音様のお慈悲により、生活するのに困らないお金が手に入るとされる金運アップのパワー、開運パワー、癒しのパワーにあふれています。自分一人では解決できない困難な金銭問題や人間関係に悩んでいる方には、特におすすめです。さらに、宗教や宗派を問わずあらゆる人を受け入れてくださるという、懐の深いお寺でもありますので、浅草寺の僧侶に読経をあげていただき先祖のご供養をしたいという方も、一度参拝に訪れ、相談されてみると良いでしょう。

西新井大師

西新井大師

ランキング3位は足立区の西新井大師。関東三大厄除け大師として知られる、真言宗豊山派のお寺です。

東武大師線大師前駅から徒歩5分の所に位置しています。

真言宗の開祖は、歴史の教科書にも載っているあの有名な「弘法大師」です。弘法大師が疫病に苦しむ人々のために飲ませたとされる「加持水の井戸」が現在も境内に残っています。弘法大師が人々を救うための祈祷を行ったところ、枯れていたはずの井戸から水が湧き出し、それがお寺の西側だったことから、「西新井」の名が生まれたとされています。西新井大師は、地元の人たちには「お大師様」と呼ばれ親しまれているお寺です。西新井大師は、江戸時代に女性の厄除け祈願のお寺として有名になり、現在も東京だけでなく、近隣からも多数の人が厄除け祈願に訪れています。特に西新井大師の中央にそびえ立つ壮大な大本殿は、火を焚いて仏様に祈祷する護摩祈祷が行われる、厄除けパワーの強大なところですから、お見逃しなく。また、境内の「四国八十八箇所お砂踏み霊場」は一周することで弘法大師と観音様の功徳にあずかれるといわれるスポットです。西荒井大師は厄除けのパワースポットとして優れているほか、女性の心願成就にもおすすめです。

日枝神社

日枝神社

日枝神社は千代田区にあり、国会議事堂にも近いため、政財界人も多く訪れる神社として有名です。

アクセスは地下鉄千代田線・赤坂駅、地下鉄南北線、銀座線・溜池山王駅から徒歩3分です。また、地下鉄千代田線・国会議事堂前駅からは徒歩5分、地下鉄銀座線、丸の内線・赤坂見附駅からは徒歩8分です。

日枝神社は今からおよそ800年前に建立され、大山咋神(おおやまくいのかみ)という山の神様が祀られています。ふつうは神社の境内には狛犬が祀られていますが、こちらの神社には猿が祀られていることも特徴の一つです。神様と人間の仲介をする役目を担っていたのが「神猿(まさる)」という猿でした。そのことから「魔がさる」「勝る」という語呂合わせが縁起が良いとされ、また、「猿」の音読みが「エン」であることから縁結びの神様、商売繁盛の神様としても有名です。また、本殿に向かって左側の猿は子供の猿を抱いていることから、子宝祈願、安産祈願、子育てにご利益があるとされています。右側のオスの猿は商売繁盛、社運アップに効くと言われ、この猿をお目当てに政財界の人々が訪れています。ほかにも恋愛成就、仕事運、出世運にもご利益がある神社です。

大國魂神社

大國魂神社

 

大國魂神社は東京都府中市にあり、明治神宮・東京大神宮・日枝神社・靖国神社と並んで「東京五社」の一つとされています。

大國魂大神を武蔵国の守り神としてお祀りしていることでも有名です。京王線府中駅、南武線府中本庁駅から徒歩5分と、アクセス良好です。

大國魂神社はおよそ1900年前に建立されましたが、「七不思議」があると言われています。こちらの神社では関東三大奇祭の一つである「くらやみ祭」が行われるのですが、昔は現在の東京競馬場があるところに神社のご供田があり、くらやみ祭の翌日に田植えの神事が行われていました。この神事では、田植えが終わった田んぼで子供たちが相撲を取るのが習わしでした。相撲を取れば、当然のことながらせっかく植えた稲が倒れてしまいます。しかし、不思議なことに翌日には稲がまっすぐに立ち直り、収穫と時には農民が持ち寄った稲も一斉に穂を出したと言われています。七不思議を思い起こしながら参拝されるのも楽しそうですね。大國魂神社は、特に縁結び、福の神、厄除けにご利益があるとされていますので、良縁を望まれる方、幸せになりたい方、災難続きで気持ちが滅入っている方に特に訪れていただきたい神社です。

湯島天満宮

湯島天満宮

文京区にある湯島天満宮は、通称「湯島天神」と呼ばれ、学問の神様といわれる菅原道真が祀られている神社です。

アクセスは東京メトロ湯島駅から徒歩2分ですが、ほかにも東京メトロ銀座線上野広小路駅から徒歩5分、JR京浜東北線御成町駅から徒歩8分など、様々な路線が利用できます。

亀戸天神社・谷保天満宮と並ぶ関東三大天神の一つで、全国各地から合格祈願のために多くの方が訪れることでも有名です。湯島天神の近隣には東京大学をはじめとする数多くの大学があり、いかにも勉強運アップにご利益がありそうな環境が整っています。また、江戸時代には境内で富くじと呼ばれる、江戸幕府公認の宝くじを売っていたとも言われています。さらに湯島天満宮の鳥居は銅でできており、東京都の有形文化財にも指定されています。木製の鳥居と違う、重厚な存在感も見逃せません。境内には菅原道真が愛したと言われる牛のオブジェ「撫で牛」が置かれています。自分の良くない体の部分と同じ部分を撫でると良いと言われています。また、失くした物を見つけたい方は、「奇縁氷人石」にお願いすると良いとされています。これらのことから、学業成就、芸事上達、仕事運・宝くじ運アップにご利益があると言われています。

神田明神

神田明神

神田明神は千代田区にあり、中央線・総武線 御茶ノ水駅、東京メトロ丸ノ内線御茶ノ水駅、東京メトロ千代田線新御茶ノ水駅、東京メトロ銀座線末広町駅からそれぞれ徒歩5分とアクセスに優れた神社です。

一之宮には縁結びの神様である大黒様大己貴命(おおなぬちのみこと)、二之宮には商売繁盛のえびす様少彦名命(すくなひこなのみこと)、三ノ宮には除災厄除けのまさかど様、平将門命(たいらのまさかどのみこと)が祀られています。神田や日本橋、秋葉原など108つの町内会の総氏神様でもあり、千代田区という場所柄、個人だけでなく、多くの企業が参拝することでも有名です。社殿裏にはスサノオノミコトをお祀りした江戸最古の神社や、水の神様である弥都波能売命 (みつはのめのみこと)をお祀りした「魚河岸・水神社」もあります。また、神田明神はホームページもとても凝った作りで、英語やフランス語、中国語に対応しているページもあり、世界に向けて魅力を発信している神社であるということが伝わり、見ているだけでワクワクしてきます。一之宮では縁結び、協調性アップ、二之宮では商売繁盛、健康運、三之宮では厄除け、勝負運を祈願されると良いと言われています。

靖国神社

靖国神社

靖国神社は千代田区にあり、中央線、総武線飯田橋駅または市ヶ谷駅から徒歩10分、東西線、半蔵門線、都営新宿線の九段下駅から徒歩5分の所に位置しています。

令和元年、建立150周年を迎えました。ほかの神社と比べると歴史が浅く、1869年に明治天皇の思し召しによって建てられた「招魂社」がもとになっており、1879年に靖国神社と改名され今に至っています。靖国神社には高さ25メートル、幅34メートルという日本一大きな鳥居があり、その巨大なたたずまいに圧倒されます。緑の豊かな境内の奥には神池庭園と呼ばれる落ち着いた庭園があり、仕事や育児、家事などで疲れた心と体を癒すことができます。また、靖国神社は桜の開花を発表するための、標本木があることでも有名です。春には境内にある600本もの桜が咲き誇り、参拝客を迎えてくれます。靖国神社のおみくじには健康運に関する言葉が書かれていることから、病気の回復や健康運アップを願って参拝する方が多くいらっしゃいます。また、戦没者多く祀られていますが、多くの戦没者の方々が学業優秀であり、現在の東大を卒業した方も多くいらっしゃったことから、勉強運アップや合格祈願にもご利益があると言われています。

東京大神宮

東京大神宮

9位の東京大神宮は千代田区にあり、東京のお伊勢様として親しまれています。明治時代に創建されたときは、今の場所ではなく日比谷にあったことから「日比谷大神宮」と呼ばれていましたが、関東大震災後に今の地に移り、「飯田橋大神宮」という呼び名から今の呼び名に変遷したという歴史があります。

JR中央・総武線・ 東京メトロ有楽町線・南北線・東西線・都営地下鉄大江戸線の飯田橋駅から徒歩5分のところにある都心の神社です。

伊勢神宮の内宮の神様であり、日本国民の総氏神様であるとされる天照大神(あまてらすすめおおかみ)、外宮の神様であり衣食住や農業、産業をつかさどる豊受大神(とようけのおおかみ)、結びの働きをつかさどる造化の三神と呼ばれる神様、天照大神に遣えた絶世の美女・倭比賣命(やまとひめのみこと)などをお祀りしていることから、女性の縁結びに特にご利益があるとされ、近年特に人気が高まっている神社の一つです。また、神前結婚式の発祥の地であることも、女性の恋愛成就に効くと言われている理由です。女性向けの柔らかな色合いやかわいらしいデザインのお守りやおみくじも多いですから、初詣の際にお求めになってみてはいかがでしょうか。

高尾山薬王院

高尾山薬王院

都心から少し離れたお寺に初詣に行ってみたいという方には、八王子市にある高尾山薬王院もおすすめです。京王高尾線高尾山口駅より徒歩3分の清滝駅で高尾登山電鉄ケーブルカーまたはエコーリフトに乗車してください。

ケーブルカーの場合は高尾山駅で下車し、徒歩およそ20分、エコーリフトの場合は山上駅下車で徒歩およそ30分です。

高尾山は都心から1時間ほどで行けることもあり、多くの登山客が訪れる山ですが、その位置が富士山と皇居を結ぶ龍脈上にあることから、強力な開運パワーが流れていると言われています。また、成田山新勝寺・川崎大師とならんで関東三大本山の一つでもあります。高尾山薬王院は744年行基が開山したお寺で、カラス天狗の姿をした飯縄権現(いづなごんげん)をお祀りする天狗信仰のお寺として有名です。体験修行を行っており、特に滝行は年間1万人もの人が参加する人気イベントとなっています。これらのことからも、心身の浄化に強力なパワーがあることがお分かりいただけるのではないでしょうか。また、山中を歩いて参拝することで、脳が活性化され、直感が研ぎ澄まされる効果も期待できます。さらに、高尾山や遠くに見える富士山をバックに写真を撮ると、出世運がアップすると言われています。

穴八幡神社

穴八幡神社

 

穴八幡神社は新宿区にあります。地下鉄東西線早稲田駅から徒歩3分のところに位置し、早稲田通りと諏訪通の交差点にある大きな鳥居が目印です。

平安時代中期に建立された歴史ある神社で、應神天皇・仲哀天皇・神功皇后をお祀りしています。穴八幡神社は小高い丘の上に鎮座しており、この丘が前方後円墳だったのではないかという説もあるようですが、実際にここから神像が出土したこともあることを考えると、信ぴょう性がある説だとも言えます。特に冬至から節分の間に頒布される「一陽来復」のお守りは大人気で、毎年大勢の方が訪れ、境内には露店が出て、普段は静かな境内もこの時期ばかりは華やいだ雰囲気になります。ちなみに一陽来復とは、冬が終わり春が来ることや、新年が来ること、また悪いことが去って幸運が訪れることを指す、縁起の良い言葉です。お守りには壁に貼るタイプと携帯可能なタイプの2種類があり、貼り方についての説明書もついてきます。穴八幡神社は金運アップ、商売繁盛にご利益があるとされていますので、「今年こそはお金を貯めたい」「事業を成功させたい」という方は、穴八幡神社に初詣に行かれることをおすすめします。

池上本門寺

池上本門寺

大田区にある池上本門寺は東急池上線池上駅から徒歩15分の位置にあり、加藤清正が作ったと言われている「此経難持坂(しきょうなんじざか)」という96段の石段を上るか、隣にある「女坂」を上って向かいます。池上本門寺は、日蓮宗の総本山として有名です。

総門は大田区の指定文化財になっています。1688年から1704年にかけて作られたもので、江戸時代の浮世絵師・安藤広重の作品にも登場すると言いますから、その歴史の長さに圧倒されます。横には関東最古といわれる高さ29メートルの五重塔がそびえています。この五重塔は国の重要文化財にも指定されている歴史ある塔で、徳川家2代将軍であった秀忠が病に侵されたとき、熱心な法華経信者であった乳母が祈願し、病が治ったお礼に建てられたものです。また、境内には加藤清正の38年の忌日にあたる1649年に、清正の娘である瑤林院が建立した加藤清正供養塔や作家・幸田露伴一族のお墓や昭和のプロレスラー・力道山氏のお墓もあります。このように、見所がいっぱいの池上本門寺は、心願成就、厄除け、良縁祈願にパワーのあるお寺です。また、お釈迦さまや日蓮上人のお骨が納められていることから、特にパワーの強いスポットとしても知られています。

鷲神社

鷲神社

13位は台東区にある鷲(おおとり)神社です。鷲神社は地下鉄日比谷線入谷駅から徒歩7分、TXつくばエクスプレス浅草駅から徒歩8分のところにある神社です。

また、新宿区の花園神社、府中市の大國魂神社とならんで「江戸三大酉の市」で有名で地元では「おとりさま」と呼ばれ親しまれています。さらに、東京下町八福神・浅草名所七福神の一社でもあります。毎年11月の酉の市には熊手御守が授与され、開運、商売繁盛を祈願する人でにぎわいます。鷲神社の入り口には巨大な熊手が飾られ、その中央には下ぶくれの愛らしいおかめのお顔が飾られています。さらに、拝殿にも金色のおかめが飾られていて、そのインパクトは絶大です。このおかめは、なでおかめと呼ばれ、なでる箇所により、効果が違います。おでこは賢く、目は先見の明が効き 鼻は金運、右の頬は恋愛成就 左の頬は健康に 口は災いを防ぎ 顎は物事が丸く収まると言われています。ご利益満載ですね!また、「鷲」は英語でイーグルということから、ゴルフが上達したい方にも人気がある神社です。鷲神社は歴史のある神社ですが、私たち現代人の様々な願望にも応えてくれる神社と言えるでしょう。

今戸神社

今戸神社

今戸神社は台東区にあり、東京メトロ銀座線、都営浅草線、東武伊勢崎線の浅草駅から徒歩15分の所に位置する、1063年創建の歴史ある神社です。

現在の社殿は、東京大空襲のあと1971年に再建されました。應神天皇(おうじんてんのう)、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)、福禄寿(ふくろくじゅ)がご祭神です。そして、今戸神社は招き猫発祥の地として有名です。拝殿の入り口にも境内にも、たくさんの招き猫が飾られています。招き猫というと右手を挙げて金運を招き寄せる猫として有名ですが、今戸神社には右手を挙げている猫もいます。右手を挙げているのは、円満な人間関係や良縁を招き寄せるためです。拝殿入り口の2体の招き猫をなで、そのあと写真を撮ると願いが叶うと言われ、若い女性のグループが多く参詣しています。もともと、こちらの招き猫は縁結びを願うためのものだったのですが、参拝客の中に宝くじで高額当選した方がいたことから、今では金運アップにも効果があると言われています。さらに今戸神社は新選組の沖田総司終焉の地であり、江戸時代に作られた狛犬は、台東区の有形文化財に指定されています。金運、良縁を願う方にはおすすめの神社です。

乗蓮寺

乗蓮寺

乗蓮寺は板橋区にあります。都営三田線高島平駅から徒歩20分のところにある浄土宗のお寺で、応永年間(1394年~1427年)に創建され、昭和48年に仲町から、現在の赤坂へ移転しました。

徳川家とゆかりが深く、8代将軍吉宗からは鷹狩の休憩所としても利用されたことから、門には徳川家の葵のご紋が彫られています。乗蓮寺と言えば、なんといっても板橋十景にも選ばれている東京大仏が有名です。青銅でできた東京大仏は、昭和52年に建立され、高さは13メートル、重さは32トンもあり、日本で3番目に大きい大仏様です。全国的にはあまり知られていませんが、東京大仏は地元の方に長く親しまれています。また、境内にある「がまんの鬼像」は、駒込にあった津藩藤堂家江戸下屋敷から昭和42年に寄進されたもので、いかにも何かをぐっと我慢しているような表情としぐさはどことなくユーモラスで思わず微笑んでしまいます。藤堂家から寄進された像は現在8体あり、足の病気を治すと言われる鉄拐仙人像、学業成就にご利益があると言われる文殊菩薩像、金運アップに効きそうな大黒天や恵比寿様、布袋様も鎮座しています。大仏様を拝観したあとで、勉強運や金運アップを祈願されてみると良いでしょう。

大宮八幡宮

大宮八幡宮

大宮八幡宮は杉並区にあり、京王井の頭線西永福駅から徒歩7分、永福町駅から徒歩10分の所に位置し、将軍源頼義が1063年に創建した「多摩の大宮」と呼ばれる神社です。

毎年1月2日に行われる魔除けの儀式「小笠原流宗家奉納の蟇目(ひきめ)の儀と大的式」は、鎌倉時代から続く伝統的な神事であり、的当ての儀式で使われる白羽の矢は、厄除けとして授与されます。境内の鎮守の森は東京都の天然記念物に指定され、境内に湧水があり、祈祷した水は「多摩の大宮水」として授与されています。また、「小さなおじさん」が出没するといううわさもありますが、正体はモグラなのだとか。そして、大宮八幡宮の位置が東京都のほぼ中央であることから、「東京のへそ」とも呼ばれており、戌の日の安産祈願が有名で、週末には妊婦さんやファミリーが多く訪れています。また、ご祭神が第15代天皇である応神天皇、応神天皇の夫君・仲哀天皇、母君・神功皇后という親子3人であることから、縁結び、恋愛成就、子育て祈願のご利益があるとも言われています。これから赤ちゃんが生まれるカップルや良縁を望まれる方、子育てにお悩みの方は、大宮八幡宮まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

深大寺

深大寺

深大寺は、調布市にある天台宗のお寺です。京王線調布駅またはつつじヶ丘駅からバスで行くことができます。また、IR吉祥寺駅、京王井の頭線吉祥寺駅、JR三鷹駅からもバスが出ています。

深大寺と言えばおそばやだるま市、植物園が有名ですが、深大寺は創建されて1300年余りの、歴史ある古刹でもあります。1月1日午前0時には元三大師堂において初詣大護摩供が行われ、厄除、家内安全、商売繁盛、身体健全、交通安全などの心願成就のための祈祷が行われます。境内には緑が豊富で、散策するだけで浄化や癒しのパワーを感じることができます。また、山門にある香閣の煙を、体の具合の悪い部分に当てると良いとされています。そして、元三大師を安置している元三大師堂は、深大寺で最大の厄除けパワースポットです。元三大師堂は護摩が行われるお堂で、元三大師、不動明王像、観音菩薩像が鎮座しています。元三大師は秘仏とされ、25年に1度の御開帳の際にしか目にすることができず、次回の御開帳は2034年です。境内の「おびんずる像」は、自分の体の良くないところ、痛むところをなでると良いとされています。また、深沙堂は縁結び、良縁のパワーにあふれています。

柴又帝釈天(題経寺)

柴又帝釈天

葛飾区にある柴又帝釈天は、正式名を「帝釈天題経寺」と言います。京成線柴又駅から徒歩3分のところにあり、渥美清さん演じる「寅さん」ゆかりの地として有名です。

「帝釈天」とはインドの軍神インドラを指し、毎月8日、23日には使者、14日、29日には王子を派遣し、15日、30日には四天王が自ら姿を変えて人間界を視察し、人々が悪いことをしていないか監視すると言われています。境内左側の浄行菩薩(常行菩薩)の像は、自分の体の悪い部分を治してくれるとされ、像の同じ部分を撫でると良いと言われています。そのため「不老不死の寺」とも呼ばれるほど、健康運アップを願う人に人気があります。また、柴又帝釈天には、全国的にも珍しい飲むお守り「一粒符」もあります。万病に効くとされるこちらのお守りは、授与所にはありませんが声をかけるといただけるそうです。このように不老不死、長寿のパワーを授かることができる柴又帝釈天は、勝負運や困難な恋愛をかなえるパワーもあると言われています。それは、帝釈天が軍神=戦いの神様であったことに起因しています。また、帝釈天は奥方の功徳天と大変仲が良かったことから、良縁、夫婦和合のパワーを得ることもできそうです。

増上寺

増上寺

港区にある増上寺は浄土宗の七大本山の一つで、JR線・東京モノレール浜松町駅から徒歩10分、都営地下鉄三田線御成門駅から徒歩3分、都営地下鉄浅草線・大江戸線大門駅から徒歩5分など、様々な路線から気軽に行くことができるお寺です。

1617年創建で徳川家康を主祭神とし、徳川家の6人の将軍とその家族のお墓があります。また、江戸の裏旗門である南西方向を守る重要なお寺だったことでも知られています。徳川幕府は風水のパワーを上手に使い、表鬼門には上野寛永寺、裏鬼門には増上寺を配し、265年もの長きにわたり政権を掌握したと言われています。増上寺の中門である三門は「三解脱門」とも呼ばれ、3つの煩悩から解脱できるとされ、邪心を取り除くパワーがあります。三門は、江戸時代の栄華を今に残す、唯一の建造物です。徳川家康が厚く信仰したと言われている黒本尊は安国殿のご本尊で、勝負運、厄除けのご利益にあやかることができます。また、芝丸山古墳、芝東照宮では浄化のパワーを得ることができますし、西向観音、千躰子育地蔵尊では安産、子育て祈願ができます。増上寺は広大な敷地のそれぞれの場所で得られるパワーが異なるのが特徴です。

目黒不動尊 瀧泉寺

瀧泉寺

目黒区にある瀧泉寺は通称目黒不動尊と呼ばれ、808年創建の歴史のある天台宗のお寺です。JR山手線五反田駅からバス15分、JR山手線目黒駅から徒歩20分、東急目黒線不動前駅から徒歩12分で行くことができます。

千葉県の成田不動尊、熊本県の木原不動尊と並んで、日本三大不動尊の一つです。江戸五色不動(目黒・目白・目赤・目黄・目青)の一つとして、江戸城の裏鬼門を守っていたことから、厄除けのパワーがあると言われています。入って右手の地蔵堂に鎮座するお地蔵さんは足を組んで椅子に座っているという、お地蔵さんには珍しい恰好をしていらっしゃいます。お地蔵さんというと柔和で温厚なイメージがありますが、実は閻魔様の化身として道に立って、人々の行いを見つめていらっしゃるのだそうです。ですので、こちらの地蔵堂にもお地蔵さんのそばには閻魔様が鎮座しています。また、本堂の手前にある水掛不動は、心を清めてくれるパワーがあります。本堂の手前の狛犬は1654年に作られた都内最古の狛犬ですので、ぜひお見逃しなく。本堂には不動明王が祀られています。また、本堂右手の愛染明王は、縁結びのご利益にあやかれます。

まとめ

いかがでしたか。東京にはパワースポットが数多く存在していますが、神社やお寺は最強のパワースポットと言えます。神社仏閣というと「厄除け」や「心願成就」というイメージが強いですが、それぞれの神社やお寺で得られるパワーが微妙に違っているというのも興味深いところですね。新年は、今ご紹介したランキングを参考に、東京都内のいろいろな神社やお寺に参拝されてみてはいかがでしょうか。もちろん、ランキングが低いからと言って、ご利益が薄いということではありませんのでご安心下さい。どこもお正月には大勢の方で混み合いますので、マナーを守って気持ちよく参拝したいものです。新しい年が、実り多き幸せな1年となりますよう、心からお祈りしています。

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